新年のご挨拶と初詣など

皆様、あけましておめでとうございます。今年もおおたにこども・ファミリークリニックをよろしくお願い申し上げます。

さて、皆様は今年の初詣にはお出かけになられましたでしょうか。私は特に信心深いというわけでもないのですが、恒例行事としてほぼ毎年でかけております。今年は2箇所にお参りしました。

1箇所目は、我が家の氏神である大江神社です。パンケーキで有名な大江ノ郷自然牧場から歩いて5分ほどの場所にある小さな神社なのですが、神社にある立て看板を信じるのなら日本で1番お祀りしている神様が多い神社なのだそうです。その数なんと61柱。元々は3柱の神様をお祀りしていたそうですが、近隣の神社を合祀していくうちにこの数になったとか。数が多ければいいというものでもないのでしょうが、なんとなくご利益がありそうな気が・・・します?
 大江の郷においでの際は、是非足を伸ばしてみてください。あそこ待ち時間長いですし。

大江神社のお社。お参りしたあとお社の周りを3周歩いて周るのが習わしです。

2箇所目は白兎神社にお参りしました。なぜ縁結びの神社にと思われるかもしれませんが、実はここ、医療とも非常に関わりが深い神社となっています。
 この白兎神社は神話「因幡の白うさぎ」に登場するウサギを祀った神社であることはご存知かと思います。この神話の中に、ワニ(一般的にはサメと解釈されていますが)に皮を剥がれてしまったウサギに対し、大国主の命が「清流で体を洗いがまの穂綿にくるまるが良い」とアドバイスしたところ、たちどころにウサギの皮が治った―という場面があるのですが、この場面が文章記録として残っている日本最古の医療行為なのだそうで、そのためこの白兎神社は日本の医療発祥の地でもあるのです。
 治療したのはウサギなので獣医発祥の地という気がしないでもないですが。看板にもその旨書かれており、古来より病気傷疾に霊験あらたかなのだそうです。
 と、いうことで当院に来院される皆様の分も含めて今年一年の健康を祈願してまいりました。改めまして今年一年、何卒宜しくお願い申し上げます。

境内の看板にはちゃんと「日本医療発祥の地」と書いてあります。